この記事はこんな方にオススメ!
- スーツにローファーを合わせて良いのかわからない方へ
- どんなローファーを購入すべきか迷っている方へ
- どういう場面で履くべきがわからない方へ
皆様、こんばんは!コウ(@dress_vintage_code)と申します。
今回、スーツとローファーという組み合わせがアリなのかをお話していきます。
昨今、この組み合わせをする方がかなり増えた気がします!
私自身も大好きなので合わせる事が多いですが、ローファーがトレンドということもあると思います。
しかし、革靴とは言え、最もカジュアルな立ち位置であるローファーとドレッシーなスーツとの相性は良いのでしょうか?
恐らく、賛否両論があると思いますが、今回はある意味、禁断の合わせであるこの着こなしを徹底的に解説していきたいと思います!
スーツにローファーはアリなのか。
そもそもの話ですが、本来、スーツにローファーを合わせて良いのでしょうか。
色々な意見があると思いますが、
スーツにローファーという合わせは、セオリーではNGです。
何故なら、ローファーは”怠け者”という語源があるほど、カジュアルな靴です。
いくら、革靴とは言え、ファッション目的ならともかくお仕事用で履くならば、それはマナーという面も含めてあまり良い印象にはならないでしょう。
その為、就職活動や大事な商談といったフォーマルな場面に関しては、現在においてもレースアップ(ヒモ)の革靴を履きましょう。
しかし、TPO次第にはなりますが、スーツにローファーという合わせは、数年前と比べると、かなり緩和されています。
私の周りの友人も、服装が緩和されていき、ジャケパンやカジュアルなスーツでの出勤が許可された人は多いと聞いております。
このような変化を"カジュアル化"と呼ばれますが、具体的にどのような変化があるのでしょうか?
カジュアル化の影響。
出典:https://www.clubd.co.jp/mensfashion/casual-suit-mens-dli/
諸外国を中心に、その影響は広まっていきました。
先ほど、靴のローファーのお話をしましたが、スーツやシャツもそうです。
スーツの場合、ウール以外にコットンやリネン素材のモノが増えていきました。
他にも、アクティブに働けるように合繊素材や混紡素材のスーツも出てきており、見た目はドレッシーでも、動きやすいスーツが増えてきています。
シャツの場合でも、ストレッチ生地であったり、中にはTシャツやニットTで、出勤する人も増えてきています。
このように変化しており、それは靴においても例外ではありません。
革靴では、ローファーが最もカジュアルな形であり、履く方が増えるのは自然な流れではないでしょうか。
そして、比較的、ローファーはこのようなカジュアルなスーツやシャツとは合わせやすいです。
私はこんな感じ組んでます!
では、次にスーツとローファーの相性について、もっと深掘りしていきましょう。
どのローファーが相性がいいのか。
いくらローファーと合わせるといっても、ローファーにも様々な種類があります。
そして、それぞれのローファーにも相性というものがあり、スーツも例外ではありません。
その為、今回、代表的な形でもある以下の3つの相性を見ていきます。
- タッセルローファー
- コインローファー
- ビットローファー
それぞれの相性を知っておけば、ONとOFF関係なく合わせる事が出来ます。
その為、購入をご検討されてる方は、参考にしてただけたらと思います。
タッセルローファー
出典:https://store.shopping.yahoo.co.jp
房付きの革靴。タッセルローファーです。
じつは、スーツと最も相性の良いローファーはこのタッセルローファーです!
なぜタッセルローファーなのかというと、ローファーの中で、最もドレスよりな形だからです。
元々、このタッセルローファーが誕生した時、当時のアメリカ人はスーツに合わせる事が主流であり、ビジネスマンや弁護士が履いていました。
その為、別名、"弁護士の靴"とも呼ばれる程でした。
タッセル(房飾り)が靴ヒモのような扱いとなり、フォーマルな場面でも使えるローファーということで、重宝されたそうです。
そういった経緯もあり、歴史上では、タッセルローファーが最もドレスよりなローファーとされており、スーツとの相性が良いです。
コインローファー
次にコインローファーですが、スーツとの相性はあまり良くはありません。
コインローファーの場合、学生が履いていたという経緯もあり、ドレッシーなスーツとは合わせるべきではないと思います。
しかし、絶対にNGという訳ではありません。
先ほどお伝えしたカジュアルなスーツ、もしくはオフィスカジュアルスタイルとは相性が良いです。
また、これは個人の考え方にもよりますが、コインローファーの作りでも変わると思います。
例えば、ガラスレザーやフェイクレザーなどといったスクール感のあるローファーの場合、素材がミスマッチの為、あまりお勧めしません。
しかし、カーフ素材でシルエットが細身なローファーは、スーツスタイルに合わせても違和感ないと思います。
私はJMWESTONのシグネチャーローファー180を所有していますが、スーツやジャケパンに合わせる事が多いです。
ウエストンならではの縫製の美しさときめの細かやかな革は、スーツに合わせても違和感なく感じます。
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ビットローファー
ビットローファーですが、こちらもスーツとの相性が良いとは言えません。
こちらは、当時の人たちがコインローファーだと幼なすぎるという意見から、このビットローファーが誕生しました。
元々当時の上流階級のカジュアル靴として、販売されていた経緯もあり、こちらもドレッシーなスーツとの相性はよくありません。
コインローファーと同じくカジュアルなスーツやジャケパンスタイルにオススメです。
拘りのある方でしたら良いのですが、慣れていない方は、スーツと合わせる場合は、無難にタッセルローファーを選びましょう。
まとめ
如何でしたでしょうか。
スーツにローファーという合わせですが、私なりの考えをお伝えさせて頂きました。
正直これに関しては、ルールも曖昧になってきているので、人によって意見がバラバラだと思います。
ただ、拘りのある方に関しては、ご自分のスタイルを貫いて頂けたらと思います。
(基本を押さえた上でやって頂くことが理想ですが。。)
しかし、スーツに合わせれるローファーが1足あれば、ONOFF兼用できるので、とても便利ですよ!
その為、皆様もこの機会に是非ローファーも見ていただけたらと思います!
ではまた!