この記事はこんな方にオススメ!
- JMWESTONについて興味のある方へ。
- シグネチャーローファーのサイズ感を知りたい方へ。
- シンプルで高品質なローファーを探されてる方へ。
こんばんは!コウ(@dress_vintage_code)と申します。
本日は、私が所有している靴で最もヘビロテしており、革靴を好きになったきっかけでもあるJM WESTON(以下ウエストン)をご紹介です。
正直、このブランドの革靴に関しては、様々な方がご紹介しているので、今更という感じもあるかもしれません。
しかし、私にとっても思い入れのある革靴ですので、画像を載せながら、詳しくお伝えしていきます。
この記事をみれば、あなたもウエストンの虜になりますよ!
JMWESTONとは?
そもそもウエストンはどのようなブランドなのでしょうか?
名前は聞いたことはあると思いますが、どの国から誕生し、どのような歴史を歩んできたのか。
こういった疑問にお答えするため、解説していきます。
意外にご存知のない方も多いので、背景を知ることで、より愛着が湧きますので、知識として知って頂けたらと思います。
ブランド起源
メンズの高級紳士靴といえば、皆様はどんなブランドが思い付くでしょうか?
ジョンロブやエドワードグリーン、チャーチやクロケット&ジョーンズなど、革靴だけでも様々なブランドがあります。
それらは革靴の聖地であるイギリスで創業されましたが、ウエストンは19世紀ごろにフランスで誕生しました。
創業当時から靴を専業で生産しているため、生粋の靴メーカーです。
実は創業当時は、"ブランシャール"という名前で設立されたんですよね。
これは創業者でもあるエドワール・ブランシャール氏が由来となっております。
しかし、1927年パリの出店に伴い、"JMWESTON"に変わりました。
これは、息子のユージェール市がアメリカで靴作りを学んでいた地名が"ウエストン"だったため、そこから取ったと言われています。
代表モデル
ウエストンを象徴する代表モデルは二つです。
この二つを知っておけば間違いないので、ご紹介させて頂きます。
シグネチャーローファー 180
ウエストンが世界中に名を馳せるきっかけになった"シグネチャーローファー180"というモデルです。
私もこのモデルを所有しているので、詳しい解説はこの後させて頂きます。
ゴルフ641
1955年にゴルフの芝生で誕生したと言われているUチップの革靴です。
ゴルフが快適にできるような目的で作られたため、ソールはリッジウェイソールで作られ、悪天候に強い作りとなっています。
作成してから、60年以上経ちますが、全くデザインは変わっておらず、まさに普遍的なモデルです。
人気の秘訣
ウエストンが世界中で人気となった理由は大きくわけて二つあります。
それは最高級の生地と豊富なサイズバリエーションです。
ウエストンの革靴って、どれも本当にシンプルなデザインなんですよね。
言い方が悪いかもしれませんが、形自体は他メーカーにもよくオーソドックスなモノしかありません。
しかし、シンプルであるからこそ素材の質やシルエットの美しさがより顕著に出ますが、ウエストンが作る革靴は物凄く美しいです。
語彙力がなくて申し訳ないのですが、実物を見れば、だれもが納得する質の良さです。
この人気の秘訣の詳細をお伝え致します!
最高級の革素材
フランス創業という珍しい経歴を持っていますが、他のイギリス製の高級革靴とも、勝るとも劣らない程のクオリティを持った素晴らしい革靴を生産しております。
それを裏付ける証拠は使っている革です。
JMウエストンで使用している革は、同じフランスにある最高級タンナー社のデプュイ社の革を使用しています。
このデプュイ社ですが、実はあのエルメスにも革を供給している程の会社であるため、そのクオリティは本物です!
あのラグジュアリーブランドが愛用している革。。想像するだけで、凄い革を使っているんだなとわかります。
それに加え、19世紀から培われた生産技術により、丁寧でありながら、とても頑丈な作りとなっています。
購入したからこそわかるのですが、ブラッシングをするだけで、艶と光沢感が出てきます。
その為、靴クリームを塗る必要もあまりなく、数ヶ月に一回くらいのお手入れで充分です。
そのくらい、元々の素材の良さが全面に出ています。
サイズバリエーション
また、ウエストンは他メーカーと違い、サイズのバリエーションが最も豊富です。
通常、靴のサイズ違いは縦の長さのみですが、
ウエストンは横の長さ(ワイズ)も選ぶことが出来るほど、フィッティングに力を入れております。
出典:https://www.e-begin.jp/article
ワイズは6種類(A~F)まであり、自分の足幅に合ったサイズも選ぶことができます。
例えば、私はUK7サイズのワイズCを履いてますが、履き比べの際、UK6.5のワイズCだったり、UK7のワイズDだったりと、サイズ違いだけでなく、ワイズ違いで履き比べをさせて頂きました。
こんな風にウエストンは、より細かい履き比べをすることができ、失敗する可能性を限りなく少なくできます。
ここまでサイズ展開な豊富な革靴メーカーは他にはありません。
シグネチャーローファー 180について。
次に私が所有しているシグネチャーローファー180を詳しくみていきます。
こちらのローファーはまさにウエストンが人気となったきっかけの革靴です。
どんな革靴なのか。また、購入して本当に良かったのか。
画像をつけながら、ガチレビューしようと思います。
革靴説明
こちらが、私が所有しているシグネチャーローファー180です。
巷では、キングオブローファーと呼ばれており、革の質、縫製、シルエット、どれを持っても一級品です。
革がとてもきめ細かく、画像からでもそのクオリティが伝わるでしょうか?
私が購入して一番驚いたのが、この革の光沢感です。
正直今までは、あまり質の良くない革靴ばかり履いてました。
しかし、この靴を見ていると本物って全然違うんだなと心の底から感じました。
また、JMウエストンのコインローファーはサドルの切れ込みはカモメのようなデザインになっております。
こうしてみると、あまりコバが出ておらず、とてもシャープな印象があります。
見れば見るほど、美しいです。。
特質すべきデザインもなく、流行り廃りもないシンプルなコインローファーですが、オーラが半端ないです!笑
どんどん履きこんでいくと、経年変化により、新品時とは違った雰囲気が醸しだします。
良い意味で、シワだったり、鈍い光沢感だったりと、履けば履くほど、その魅力をさらに感じられるではないでしょうか?
アメリカの靴作りから学び、その技術を結集して作ったと言われていますが、正直アメリカらしい雰囲気はあまりないですね。笑
モカシンだったり、ペニーローファー自体はアメリカ由来ですが、この洗練されたシルエットはフランスらしさがあります。
その為、まるでアメリカとフランスの両方の良い所だけを集めたような革靴だなと感じました。
履き心地
履き心地ですが、結論から言うと初めの内は、最悪でした。笑
語弊を生むかもしれませんが、最初だけであり、現在は足も馴染み、履き心地もよくなっています。
これはウエストンの特有の考え方ですが、かなりのタイトなフィッティングを勧めているんですよね。
いわゆる、"万里締め"や"修行"とも呼ばれています。笑
縦の長さやワイズもギリギリ履けるというくらいのサイズにすることで、馴染んだときの感触が素晴らしいと言われています。
このことから、このローファーは"革の靴下"と言われることもあります。
そのくらい履きやすくなるのですが、この馴染むまでの期間が物凄くキツかったです。笑
お値段もシューツリーを含めると、12万円もするので、滅茶苦茶慎重に考えました。笑
特にローファーは一度間違えると、紐靴のように調整できないので、初めが肝心です。
後悔のない買い物にしたかったので、自分の感覚だけでなく、店員さんのアドバイスも聞き、何度も履き比べてたので、一時間くらいは考え込んでました。笑
結局UK7Cサイズを購入致しましたが、初めはきつすぎて、数分くらいしか歩けなかったです。笑
今まで感じたことのないキツさだったので、本当にこれでサイズがあっているのかと不安でした。
しかし、購入して数ヶ月後にはすっかり足に馴染み、今では最高に履きやすい革靴となっています!
ガチレビュー!!
ウエストンについて、簡単に説明致しましたが、先ほどもお伝えした通り、10万円以上もする高級革靴です。
革靴が好きでも、なかなか購入するのに、勇気がいると思います。(実際に私も10万円以上のお買い物は今までしたことなかったので、かなり迷いました。
しかし、実際に手にして見ると、革靴を見る目が変わると断言できるくらいクオリティが素晴らしいです。
昨今、ネットの普及により、買い物がしやすい時代ですが、こういったモノは直接店頭にいかないとそのすばらしさはわからないと思います。
もし、この記事を通して、もっとウエストンの革靴を知りたい方がいれば、是非店頭で見て頂ければと思います。
如何でしたでしょうか。
JMウエストンについて書きましたが、シンプルでありながら、本当に拘りに抜いた逸品だと思います。
簡単に購入できるものではないですが、拘りをお持ちの方には、是非ともオススメしたい革靴でございます。
ではまた!