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【カルチャー紹介!】アイビールックとは!?『トラッドスタイルがお好きな方は必見です!!』

この記事はこんな方にオススメ!

  • アイビーについて知りたい方へ。
  • メンズドレスファッションがお好きな方へ。
  • トラッドな着こなしがお好きな方へ。

 

こんばんは!コウ(@dress_vintage_code)と申します。

突然ですが、"アイビールック"という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

 

アイビーは、メンズドレスファッションにおいて、歴史上、最も影響を与えたといっても過言ではないアメリカントラッドスタイルです。

 

クラシックを重んじるドレスファッションにおいて、歴史を学ぶことはとても重要です。

なぜなら、その当時流行ったファッションやスタイルを読み解くことで、自分のスタイルをアップデートできるからです。

自分の好みや直感で、スタイリングを組むことも、もちろん良いと思います。

しかし、一方で、こういった歴史からファッションを学ぶことで、それを自分流にアレンジし、新しいスタイルを作り出すこともできます。

その為、今回はアイビーについてお話していきます。

 

コウ
アイビーってよく聞くけど、どんなファッションなんだろう?

 

アイビールックについて

初めに、そもそもアイビールックってどういうファッションなのでしょうか?

この疑問にお答えするために、年代や起源などをお伝え致します。

また、当時日本に対してどのような影響を及ぼしたのか。その辺りもお話致します。

 

アイビーとは?

出典: https://www.pinterest.jp

アイビーとは、1950~60年代に、アメリカ東部のフットボールリーグに所属する8つの名門私立大学に通う学生達から発信されたファッションスタイルのことです。

エリート学生だった彼らは当時流行っていたストリートスタイルを、自分達流にアレンジしました。

その着こなしをアイビーという名前を借りて、アイビールックと呼ぶようになったのです。

 

日本への影響

出典:https://www.pinterest.jp

アメリカのカルチャーともいうべきスタイリングですが、60年代に入って、日本にもブームがくるようになりました。

"VAN"と呼ばれる日本のブランドですが、アイビーというスタイルをどのブランドよりも先に取り入れ、いち早く発信していきました。

その結果、銀座のみゆき通りの若者に流行り、彼ら流に着崩したスタイルが登場し、みゆき族と呼ばれる程のカルチャーが誕生しました。

 

VANは日本にアイビーというブームを生み出したブランドです。

 

コウ
アイビーってこんな風に広がっていったんですね!

 

代表アイテム 4選

アイビーについて簡単にお話しましたが、じゃあ実際にどんなアイテムが使われたのか。

代表的なアイテムも4つご紹介致します。

 

ブレザー

出典:https://www.van.co.jp

まず、一つ目はブレザーです。まさにアイビーを表す象徴的なアイテムです。

ブレザーと言えば、学生服のイメージがありますが、まさにその通りで、学生が着用することが多かったです。

国によってシルエットは異なりますが、アメリカは、段返り3つボタンで、ナショナルショルダーであり、Iラインなのが、特徴的です。

画像のように、中一つだけボタンを掛けるのが基本です。

 

 

ボタンダウンシャツ

出典:https://www.pinterest.jp

二つ目は、ボタンダウンシャツです。ブルックスブラザーズが作ったのは有名な話ですが、襟にボタンが付いており、ブレザーのインナーやシャツ一枚で着用されています。

アイビーの根本はスポーティなスタイルなので、カジュアルなボタンダウンとの相性はバッチリです。

 

 

コットンパンツ

出典:https://www.pen-online.jp

3つ目はコットンパンツです。

コットンピパンツの中でも、特に尾錠付きのパンツが最もアイビーらしいと言われています。

昨今、トレンドのワイドパンツというより、ノータックの細身のパンツが主流でした。

 

 

ペニーローファー(コインローファー)

かのマイケル・ジャクソン氏も魅了した『ジーエイチバス(G.H.BASS)』のローファー 2枚目の画像

出典:http://ghbass.jp

4つ目は、インローファー(ペニーローファー)です。

当時、学生が履いてたという事もあり、頑丈に作られたのがこのローファーです。

G.H.BASSがコインローファーを開発したというのも有名なお話です。

 

 

レジメンタルタイ

出展:https://www.pinterest.jp

レジメンタルタイもアイビーで使われるアイテムです。

特に画像のような、右下がりのネクタイを米国式と言います。

逆に、右上がりだと英国式と呼び、国によって微妙に変わるのがとても興味深いですね!

 

 

コーディネート

次にこれらを取り入れたアイビースタイルをご紹介させて頂きます。

 

私の手持ちのアイテムを使用すると、こんな感じです。

コインローファーではありませんが、タッセルローファーもアメリカ生まれのアイテムなので、充分アイビーらしい表現かなと考えています。

 

 

このままのスタイルを真似ても良いですが、それでは面白くないので、自分なりにアイビーをモダンに表現してみました。

ジャケットをダブルにしたり、デニムシャツやタッセルローファーを取り入れ、アメリカンな雰囲気でありながら、あまり古臭くならないよう意識しました。

モダンな印象にするために、少しゆったり目にしているのも特徴的です。

 

 

如何でしたでしょうか。

 

簡単にですが、アイビーについてお話しさせて頂きました。

歴史を知ることで、今の自分のコーディネートがどんな雰囲気なのかもを理解することができるので、こういったカルチャーを勉強をすることは本当に大事です。

もっと詳しい方がアイビーを詳しく説明しているサイトもあるので、興味を持ってくれた方がいれば、是非深堀して頂けれたら幸いです。

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