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【ヴィンテージ初心者必見!】Levis501 後期について。『サイズ感や色落ちの特徴、教えます。』

この記事はこんな方にオススメ!

  • 古いLevisのジーンズが欲しいが、まだ手を出せていない方へ。
  • サイズ感やディテールを知りたい方へ。
  • 古着に興味を持っている方へ

 

皆様、こんばんは!コウ(@kou_fashion_diary)と申します。

今回はヴィンテージ市場、最も高騰しているアイテムと言っても過言ではないLevisについてです。

その中でも特に、"後期"モデルについてお伝えいたします。

 

 

コウ
まだ古いジーンズを持っていない方には、特にオススメしたいですね!

 

66モデルについて

66後期をオススメする上で、まず66モデルとはなんぞやという説明は外せません。

そのため、簡単に説明していきます。

 

歴史的背景

1970年代後半~80年代半ばまでの間に生産されたジーンズを指します。

1973年ごろにBigeからスモールeへと移行しました。

一般的にはこのスモールeに移行後に生産されたジーンズをいわゆる66モデルと

呼ばれるようになりました、

 

さらに、この66モデルの中にも、”前期”と”後期”という二つの種類にわかれます。

 

前期と後期の違い

そもそもなぜ二つに分かれてるかというと、ずばり縫製染料が違うからです。

わかりやすい見分けとして、下記二つがあります。

 

・色落ち

・ステッチ

 

ステッチ

前期はシングルステッチ、後期はチェーンステッチと縫製が違っています。

単体で見るとわかりにくいので、画像を使って、見比べてみましょう。

(※私が所有しているのは厳密にいうと赤耳と呼ばれますが、後期と殆ど変わらないため、後期として見ていきましょう。)

 

シングルステッチ

 

チェーンステッチ

ステッチが微妙に違うのが、お分かりでしょうか?

チェーンステッチ(下の画像)が66後期以降に採用された縫い方なので、

これをを確認するのが一番わかりやすいです。

動画などで、ジーンズの尻ポケット裏を確認するシーンを見たことがありますでしょうか?

あれは前期か後期かを確認するために見ています。

 

ステッチを確認するしぐさをみると、”この人分かっているな”と思われるかもしれません。笑

 

コウ
ステッチを見ることで、すぐにわかりますね。

 

色落ち

もう一つは色落ちです。後期になると染料が変わるため、色落ちの仕方が微妙に異なります。

画像で確認してみましょう。

前期

 

後期

比べてみると、微妙に違いますよね。

前期はとても荒々しい色落ちをしており、無骨な印象がありますね。

色の濃淡もはっきりしています。

 

対して、66後期は柔らかな色落ちであり、濃淡があまりはっきりしていないような

色落ちとなっています。

 

この理由は染料が変わったからです。

66前期までは天然のインディゴを使ってましたが、66後期以降は合成のインディゴが使用されたとのこと。

この染料が変わったことにより、上記画像のように色落ちの仕方も変わったと言われています。

 

一般的に、66前期のような荒々しい縦落ちをするジーンズが市場価値が高いと言われています。

そのため後期より価値が高いのは事実ですが、だからと言って決して価値がないという訳ではありませんよ!

 

コウ
見比べると違いがよく分かりますね。

 

66後期をオススメする3つの理由

ここまで説明を聞いていると、66前期の方がよくない?と思われる方が殆どだと思います。

前期の魅力もおおいにありますが、後期にもしっかりとした魅力があります。

その理由が以下の3点です。

 

・手に取りやすい価格

・気兼ねなく履ける

・シルエットが完成されている。

 

手に取りやすい価格

これが一番のメリットと言っても過言ではありません。

相場ですが、筆者が良くいく古着屋だと大体以下の値段で販売されています。

 

相場は2万円~3万前後

 

対して、前期モデルになると以下になります。

 

相場は4万円~7万円前後

 

ご覧の通り、倍近く変わります。

初めて66前期を購入するってなった場合、ためらいませんか?

もちろん価格以上の魅力はありますが、古着に慣れていない方だと、無理があるかもしれません。

こういった手に取りやすい価格でまずは挑戦する。。というのも一つの手ですよ。

 

コウ
お金大事。

気兼ねなく履ける

先ほどの金額の話と関係しますが、価格が低くなる分、気を使わなくなりますよね。

66前期以前だと、高いお金を払って購入することになるので、食事や雨などで汚れが付くと嫌な気分になりませんか?

もちろん気にされない方も中にはいらっしゃるかもしれません。本来ジーンズは作業着です。

汚してなんぼです。

 

 

でも、気になりません?

 

 

考え方的に良くないかもしれませんが、低価格になると、その分安心して使う事ができます。

 

コウ
私は正直気にします。笑

 

シルエットが完成されている。

66モデルはヴィンテージジーンズの中で、最も綺麗なシルエットだと言われています。

それは66後期モデルであっても変わりません。

 

適度な股上、テーパードシルエット、ピップのおおきさ、、どれをとっても他の古着と

比べてもこの66のシルエットが最も完成されています。

まさに普遍的です。

実際に履いた画像を載せているので、一緒に見ていきましょう。

 

実際に着てみた

身長180cm 体重68kg。

私が所有しているのは、W30L32表記となっています。

 

ある意味古着らしくないシルエットですよね。

太くもなく、かといって細すぎてもないシルエットで何年経っても廃れることはありません

 

しかし、ヴィンテージの特有の使用感は現代では表せない無骨さを感じます。

 

あと、裾のアタリや横サイドからみた時のねじれは最高ですよね。

個人的な意見になりますが、やはりヴィンテージのジーンズを購入する上でこの"アタリ"は確認した方が良いかと思います。

これがあるかないかで雰囲気変わります。

 

コーディネート例

ジャケットスタイル

ポロラルフローレンのスクールジャケットに合わせてみました。

スクールジャケットでなくとも、無地のジャケットを合わせるだけでも、好相性です。

チェックシャツやLLBeanのキャンバスバッグなど、ラギットな要素をこれでもかというほど加えました。

加えて、コインローファーも合わせてアイビー感増し増しです。

コートスタイル

バルカラーコートにネイビーブレザー、ボーダーカットソーに合わせてみました。

66前期と比べてラギットさが少ないので、フレンチアイビー感が際立つと

思います。

裾はロールアップせずに足元で少しクッションさせて履くのもオススメですよ。

シャツスタイル

 

熱い時期ならシャツ一枚でもサマになります。

シンプルだからこそ、1点1点のアイテムには拘りたいですね。

シャツは80年代のブルックスブラザーズ、靴はクラウンという

ダンスシューズを合わせて、セオリーから崩してみました。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか

levis後期モデルをご紹介させて頂きました。

ヴィンテージジーンズとしては、66前期やbigeなどが有名ですが、後期モデルにも魅力は充分にあります。

ヴィンテージやレプリカを購入するのももちろんいいですが、ファーストジーンズには後期が一番オススメです!

 

今回は501というlevisの代表的な型をご紹介しましたが、他にも様々なモノがあります。

 

この記事がきっかけにヴィンテージのジーンズにご興味を持って頂ければ幸いです。

 

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