この記事はこんな方にオススメ!
- 革靴の購入を検討されてる方へ。
- ファッション初心者の方へ。
- 上品な着こなしをされたい方へ。
こんばんは!コウ(@dress_vintage_code) と申します。
皆様は、よく"ファッションは足元から"というワードを聞いたことはあるでしょうか?
洋服好きの方でしたら、一度は聞いたことある言葉ではないかと思います。
私自身、何度も聞いたフレーズです。
初めて聞いた当初は、あまり意味も分からず「そうなんや」みたいな感じで、あまり意味が分かっていませんでした。
しかし、メンズドレスファッションに興味を持ち始めてからこの言葉の重要性をより理解するようになりました。
そこで、今回はなぜ足元にお金をかけるべきなのか。それをお伝えしようと思います。
なぜ良い革靴を購入するべきなのか?
結論を言うと、革靴の良し悪しでコーディネートが成立するか決まるからです!!!
どんなにカッコいい洋服を着ても、小物が汚れていたり、チープさを感じてしまうモノだと台無しになるからです。
特に革靴はそういった部分がより顕著に出ます。
例えば、あなたが高価なスーツを着てるとしましょう。
それは購入仕立てで、汚れがなく、とてもピシッと決まっています。
しかし、どんなにかっこよくても、ボロボロの靴であったり、あまり質の良くない靴だとどういった印象を持つでしょうか。
恐らく大多数の方は、ネガティブな印象を持ってしまいますよね。
せっかく良いスーツ着ているのに。。と考えてしまいます。
質が悪く、汚れが目立ってしまうと、スーツの格好良さが逆効果となってしまいます。
そのくらい、靴というのは着こなしに置いて最も重要です。
足元だけだから、それくらい妥協しても大丈夫。。と思っている方がいれば、今すぐその考え方を改めましょう。
少し無理をしてでも自分にとっての"良い靴"を履いて下さい。
特に革靴の場合、きちんと手入れをすれば何年も履くことができます。
最初の支払いはキツイかもしれませんが、きちんと手入れをすれば、買い替える必要もないので、結果的にコスパも良いです!
そういった意味でも、男性ならば、足元を特に意識するべき箇所です。
"良い革靴"とはどんな革靴か?
これは人によって、意見がバラバラだと思うので、あくまで個人的な意見をお伝え致します。
私にとっての良い靴とは、歴史があり、伝統とモノづくりに共感できる靴です。
先に言いますが、高ければ良いという話ではありません。
そのブランドがどのような歴史背景を持っているのか。どのような人が持っていて、どういう風に作られているのか。
その歴史の積み重ねを知り、魅力を感じた靴が私にとっての良い革靴です。
こんなことを言うと怒られると思いますが、正直どの革靴も多少のデザインは違えど、殆ど同じに見えませんか?
ストレートチップやローファーなど、形の違いはありますが、その靴の質までわかる方は少数派だと思います。
大多数の方からしたら、どんなに良い靴を履いていても、一目でこれは~のブランドの靴だとわかるはずがありません。
もし見分ける方法があれば、教えて下さい。笑
色々とお話しましたが、結局は自分にとっての"良い靴"とは、"自分が魅力に感じた靴"だということです。
理由なんかはなんでも良いと思います。
大事なのはしっかり履き続け、手入れを怠らないということです。
何年も愛用していれば、革の経年変化によって、自然にカッコよくなります。
それが自分が魅力に感じた靴ならば、尚更ですよ!
革靴初心者にオススメのブランドについて。
当記事は、初心者向けなので、どのブランドの革靴を購入すべきかわからないという方にオススメのブランドをご紹介致します。
僕が今まで履いたり、知り合いに聞いた中で、特に評価の良かった靴をご紹介致します。
価格帯別でご紹介しますが、個人的にはグッドイヤーウェルト製法が使われているブランドオススメしたいです。
グッドイヤーウェルト製法とは、簡単に言うと、ソール交換が何度もできる製法です。
その為、アッパー(革)さえ手入れしておけば、何年も履き続けることができます。
こちらの製法であれば、購入して損をすることはありません。
足に馴染みさえすれば、これ以上にないコスパの良さなので、オススメです!
(価格帯別) 2~3万円代
ジャランスリウァヤ
インドネシアでハンドソーンウェルテッド製法と呼ばれるグッドイヤーウェルト製法の原点とも呼ばれる方法で生産しております。
オーナーがエドワードグリーンというイギリスの超高級の革靴ブランドで修業をしたという経歴もあり、その質の良さは折り紙付きです。
価格帯も3万円前後という事あり、そのコスパの良さは群を抜いております。
ビジネスで履くならば、下記のストレートチップがオススメ!!
カジュアルに履くならば、下記のUチップがオススメ!!
バーウィック
スペイン発のブランドであり、1991年に創業されました。
(ブランドロゴをみると、1707年設立に見えますが、実はそんなに古いブランドではないです。笑)
96年頃にグッドイヤーウェルト製法を採用しながらも、価格帯は3万円前後です。
しかし、そのクオリティの高さは他の同価格帯のブランドと比べても、頭一つ抜けております。
まさに革靴初心者に打ってつけの革靴ブランドです。
リーガル
出典:https://www.g-foot.jp/brands/regal
日本のビジネスマンの足元を支えているといっても過言ではないと言われています。
1960年にアメリカのブラウン社と契約締結し、日本製靴株式会社が生産を始めました。
各ラインに合わせて、その人に合った革靴を展開しており、バリエーションの豊富さは他のブランドに引けをとりません。
製造も日本製に拘りを持っている為、質の良さも評価されています。
日本人に合わせた靴作りをしているので、足幅の広い方にオススメです!
こちら価格が3万円以下でありながら、日本製でグッドイヤーウェルト製法が使われています!
(価格帯別) 5万円以上
もっと本格派な革靴が欲しい方に向けて、5万円以上の革靴ブランドをご紹介致します。
先ほどご紹介した価格帯と違うのは、使用されている革の質です。
いくらグッドイヤーウェルト製法とは言え、長持ちするかどうかは革次第なので、"一生物"と呼ばれる靴を欲している方は安くても5万円以上はします。
革靴に拘りたい方も含め、今からご紹介するブランドは間違いないです!
(有名なファッショニスタ達も好んで履いているモノばかりです。)
サンダース
出典:https://pheb.jp/blog/andpheb
1873年にサンダース兄弟によって設立されました。
ロイヤルワラント(英国王室ご用達)をもっており、イギリスの国防省や各国の警察や軍隊にも供給しているブランドです。
要は、国からも認めれる程のクオリティの高さが保証されています。
また、ミリタリーラストである為、無骨でありながら、どこか上品な雰囲気を持っているのが特徴的です。
ポリッシュドレザーの為、悪天候にも強く、あまり手入れする必要がないというのは大きな利点です。
特に、サンダースで最も定番であるミリタリーダービーシューズがオススメです!
チーニー
1886年にイギリスの革靴の聖地であるノーザンプトンで、誕生致しました。
チーニーは、クラシックなドレスシューズだけでなく、ミリタリーシューズやカントリーシューズなど、無骨でラギットな革靴も有名です。
価格が6~8万円と跳ね上がりますが、自社工場で一貫して生産する“PURELY MADE IN ENGLAND”に拘りを持ち、歴史と伝統に誇りを持っています。
個人的に、チーニーをカジュアルに履いていたら、滅茶苦茶渋くてカッコイイと思います。笑
チーニーといえば、ユーチューバーのアニキが紹介されていましたね。紹介されていたのが、この"ケンゴン"と呼ばれるシボ革のカントリーシューズです。
悪天候にも強く、拘りを持っている方にオススメしたい革靴です。
クロケットアンドジョーンズ
出典:https://www.frame.jp/crockett/
1879年にこちらもノーザンプトンで誕生しました。
120年間変わらない製法で生産されており、イギリスで最も優れたブランドとして高い地位を保持しています。
クロケットアンドジョーンズは、アメリカの老舗ブランドのOEM生産も請け負ったこともあり、イギリスブランドでありながら、どこかアメリカンな雰囲気も持っています。
その為、他の革靴ブランドと比べ、最も汎用性のあると言われています。
最も有名な形であるキャベンディッシュ3がやはりオススメです。
インポートですが、日本人に合わせたラストが採用されており、踵が抜けにくいシルエットとなっています。
私自身も愛用しており、ONとOFF関係なく、使っております。
如何でしたでしょうか。
今回は、ファッション初心者に向けて、良い革靴を履くべき理由とオススメのブランドをご紹介致しました。
勿論、この考え方は絶対という訳ではありません。
しかし、メンズファッションにおいて、最も重要なアイテムは靴といっても過言ではありません。
初めにもお伝えした通り、靴次第で、コーディネートが成立するかどうか決まるからです。
その為、もし革靴を購入される方、ファッション初心者でまず何を購入すべきか分からない方は、まず良い革靴を購入して頂ければと思います。
ではまた!