この記事はこのような方にオススメ!!
- まだローファーを所有していない方へ。
- ローファーについて詳しく知りたい方へ。
- ローファーの選び方を知りたい方へ
皆様、こんばんは!コウ(@dress_vintage_code)と申します。
僕はメンズドレスファッションをするようになってから、ローファーを履く機会が本当に増えました。
ONOFF問わずに使えるので、本当に履いてない日はないんじゃないのか。というくらい履いてます。笑
そんなローファー愛好家でありますが、今回はタイトルの通り、ローファーを滅茶苦茶オススメする記事になっております。
なぜ、ローファーをオススメなのか。どのような魅力があるのか。
そういった所に着目し、ご紹介さしていきます!
ローファーをオススメする3つの理由とは?
そもそもなぜローファーがオススメなのか。
様々な革靴がありますが、ローファーはほかにはない3つのメリットがあります。
まとめるとこんな感じです。
メリット3選!
- コーディネートの汎用性が非常に高い。
- ストレスなく着脱することができる。
- 大人な雰囲気を簡単に演出できる。
メリットをまとめましたが、どれも使用する上で重要なポイントです。
それぞれのメリットの内容を深堀りしていきましょう。
コーディネートの汎用性が最も広い
元々、ローファーとは、"怠け者"という意味があるので、ほかの革靴と比べて、最もカジュアルな位置付けとなっています。
ただ、もちろん革素材の為、スニーカー程、カジュアルな訳ではありません。
カジュアルなコーディネートからスーツスタイルまで、幅広く合わせることが出来る汎用性を持っています。
昨今、ボリュームのあるパンツが主流ですが、ローファーはそういったパンツとの相性が抜群に良いです。
ドレスクロージングでは、裾幅の広いパンツに対しては、ローファーのような華奢な靴を合わせる事がセオリーとなっています。
勿論、セオリーだからといって常にその通りにする必要がありませんが、基本を押さえることは大事だと思っております。
知っててするのと、知らないですることは全然違いますからね。笑
程よいリラックス感を演出しながら、どこかきっちりとしている雰囲気はローファーならではのメリットです。
着脱しやすい
スリッポンタイプなので、着脱がしやすいのは当たり前ですが、これも大きなメリットです。
紐で結ぶのではなく、足の甲と踵を抑えて歩くので、スポっと足を入れることが出来ます。
ただ、紐が調整できないので、タイト目のフィッティングで購入される方が殆どだと思います。
その為、靴ベラを使用して履くとより時間を短縮することができます。
革靴において、靴紐やストラップがないタイプはローファーしかありません。
日本は畳文化の為、世界の国々と比べると、靴の着脱が最も多いといっても過言ではありません。
そういった方面から見ても、ローファーは日本のライフスタイルによりマッチしているのではないでしょうか。
簡単に上品なコーディネートを演出できる。
カジュアルなアイテムは、基本的に合わせやすいアイテムが多く、着心地も良い洋服が多いです。
しかし、カジュアルな洋服ばかり着ていると、子供っぽいスタイルになってしまいますよね。
学生なら、そのようなコーディネートでも良いと思いますが、ある程度の年齢になると、少し気になりませんか?
お洒落にする必要はありませんが、最低限、上品なアイテムを1点取り入れるべきです。
しかし、ドレスのアイテムって、きっちりしていて気を遣うモノが多いですよね。
そこで、そんな方にもオススメしたいのが、ローファーです。
冒頭でもお伝えした通り、”怠け者”という意味があるほど、カジュアル度の高いアイテムです。
しかも、スニーカーより大人っぽく、お手持ちのジーンズなどのカジュアルな洋服とも相性が良く、簡単に上品な雰囲気を出すことができます!
極論ですが、ある程度雑な着こなしでもローファーを履けば、それっぽくなります。
合わないアイテムの方が少ないので。
それなのに、簡単に履くことができ、少しのお手入れをすれば、何年も使うことが出来ます。
このような便利なアイテムを、オススメしない方が難しいです!笑
ローファーを履きこなすコツ。
一言革靴といっても、様々な種類があります。
ストレートチップや、プレーントゥ、モンクストラップやチェルシーブーツなど、様々なモノがあります。
その中にも、勿論、ローファーはありますが、ローファーの中にも数多くのタイプがあり、それぞれの歴史的背景も違ってきます。
一つ一つの形に誕生したきっかけがあり、その当時に流行ったコーディネートも違ってきます。
ローファーを履きこなすコツは、それぞれのルーツを知ることで、過去にどのようなコーディネートをしていたか知ることです。
メンズドレスファッションでは、当時のリアルなコーディネートを参考にし、それを現代的に表現することが重要です。
そこで、それぞれのローファーのルーツとコーディネート方法を簡単にご紹介していきたいです。
コインローファー(ペニーローファー)
ローファーとして、初めて誕生したのがこちらのコインローファーです。
G.H.BASS(ジーエイチバス)がローファーを初めて作ったエピソードは有名なお話ですよね。
特に、1950年代(アイビー世代)に、当時の学生達の間で、大流行しました。
アイビーについては知りたい方は、下記リンクへ。
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コインローファーは学生靴というイメージがある方が多いと思いますが、当時から学生が履いていたからです。
このようにショーツやスウェットに合わせたりなど、カジュアルなコーディネートに合わせる事が主流でした。
また、学生という事で、ブレザーを羽織ることもあり、ジャケパンスタイルでのスタイリングも多かったそうです。
こういった背景から、
カジュアルなスタイリングからジャケパンスタイルまで、幅広く合わせる事が出来るのが特徴です。
ただ、学生靴という面から、幼く見えるという懸念もあるという方もいらっしゃると思います。
しかし、上質な作りのローファーはとてもエレガンスなので、そのようなイメージもぶっ飛びますよ。笑
かなり値段が跳ね上がりますが、ご興味のある方は、こちらの記事をご覧ください。
最高級のコインローファーです。
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タッセルローファー
あるハリウッド俳優が、その当時のイギリス皇太子履いていたタッセル付きの革靴を基に、メーカーに依頼をかけて誕生したのがこのタッセルローファーです。
因みに、この時に依頼を受けたメーカーがALDEN(オールデン)でした。
1950年代にアメリカの東海岸を中心に、当時のビジネスマンや弁護士の間で、このタッセルローファーが流行されました。
その為、こちらのタッセルローファーは「弁護士の靴」とも呼ばれる程、エレガンスな靴と言われています。
このことから、タッセルローファーは最もドレス寄りなローファーと位置付けすることが出来ます。
ただ、形自体はローファーなので、ある程度、カジュアルなコーディネートも対応することができます。
その為、ドレスを取り入れたキレイ目カジュアルからスーツスタイルにおいて、活躍することが出来ます。
昨今、仕事面においてもカジュアル化が進んでいるので、ONOFF関係なく使うことができるのではないでしょうか。
ビットローファー
馬の口にはめるくつわをモチーフに作られたローファーです。
コインローファーだとカジュアルすぎるので、ラグジュアリーに履けるよう大人の方に向けたローファーを製作した結果、こちらのビットローファーが誕生しました。
ラグジュアリーブランドで有名なGUCCI(グッチ)が生産していました。
しかし、ラグジュアリーといっても、乗馬が好きな貴族が購入したりなど、あくまでスポーティなシーンでの着用が多いです。
その為、カジュアルなコーディネートからジャケパンスタイルまでが最も合います。
コインローファーと同じ守備範囲ですが、金具がついてることにより、中性的な雰囲気を持っています。
その為、そのような雰囲気とは真逆であるミリタリーやデニムなど、ラギットなアイテムとの相性が最も良いと思います。
男らしくて、無骨な雰囲気とラグジュアリーな雰囲気との合わせは、ギャップがあり、絶妙なコーディネートが出来るんですよね。
ジャケパンスタイルとも相性が良く、ブレザーなどに合わせてもカッコいいと思います。
逆に、スーツスタイルだと華やか過ぎて、あまりオススメしません。
勿論、拘りをお持ちの方は良いと思いますが、ビジネスだと少し悪目立ちするような印象があると思います。
まとめ
如何でしたでしょうか。
ローファーのメリットと選び方のコツを重点的にお伝え致しました。
特に選び方ですが、同じローファーでもスエードであったり、カラー次第で、カジュアルさやドレスさなど、若干変わります。
その辺りも、今後お伝えしたいなと思っています。
あくまで、ご自分のよくするスタイルや自分が好きな系統やコーディネートに合わせて、ローファーを選んで頂けたらと思います。
その時に、この記事を参考して頂けたら、幸いです。
ちょっとお堅い話もありましたが、何となくで良いので、イメージしながら、スタイリングを組むともっと楽しいですよ!
では、また!