この記事はこんな方にオススメ！
- ジャングルファティーグについて知りたい方へ。
- サイズ感やディテールを知りたい方へ。
- なぜ古着市場で人気なのか知りたい方へ。
皆様、こんばんは！コウ(@dress_vintage_code)と申します。
今回は、ヴィンテージ市場、最も有名なアイテムの一つであるアメリカ軍ジャングルファティーグジャケットのご紹介です。
(以下、ジャングルファティーグ。)
具体的には、ファティーグジャケットの基本情報やディテール、サイズ感、そしてオススメのポイントをお伝え致します。
現在、かなり高騰しているアイテムのため、今の内に購入しないと本当に損します。
そのくらい自信をもってオススメできるアイテムですが、その魅力を一緒に見ていきましょう！
ジャングルファティーグジャケットについて。
こちらが僕が所有しているジャングルファティーグです！
ジャングルファティーグには1st～4thまでの4つのタイプはありますが、これは3rdタイプと呼ばれるものです。
前モデルである2ndタイプと比べると、簡略化された部分が多いです。
例えば、2ndだとエポレットが付いていましたが、3rdだとなくなっています。
しかし、それがかえって普段使いしやすくなっているため、個人的にはこの3rdタイプが一番好きですね。
生地
3rdはコットンポプリン(ノンリップ)と呼ばれる生地になります。
ポプリンといえば、主にドレスシャツに使われており、シャリ感と光沢感があるのが特徴です。
よくポリエステルと混ぜてたりしますが、こちらはもちろんコットン100%なので、風合いやアタリなど、経年変化を楽しむことができます！
"100% COTTON"と記載されていますね！
また、3rdまではこの生地ですが、4thモデルになると、リップストックと呼ばれる格子状の生地に変わります。
個人的には、ノンリップとリップストックは、見た目の違いはあれど、機能性などはそこまで変わらないので、お好みで大丈夫ですよ。
ミリタリーのヴィンテージアイテムといえば、分厚くて力強い生地が多いですが、ジャングルファティーグは違います。
薄くて乾きやすく、とてもライトウェイトな生地なんですよね。
実は、このジャングルファティーグは、当時ベトナムとの戦争時に使われました。
ベトナムは亜熱帯国だったので、とにかく暑さに適した生地が必要とだったため、この生地が採用されたそうです。
ディテールについて
次に、ディテールを詳しく見ていきましょう。
ジャングルファティーグといえば、この4つのポケットですよね。
"ジャケット"として着る場合、2つでも3つでもいやなんです。笑
やっぱりこの4つポケットが好きなんです。笑
ポケットにいれたモノを取り出しやすいように、胸部分は斜めに作られています。
ジャングルファティーグといえば、このディテールとも言われています。
現代でも様々なブランドがサンプリングしてますが、ポケットの向きが斜めだと、ジャングルファティーグを参考にしてるんだなとわかりますよ。笑
また、ボタンは比翼式(ボタンが見えない作り)となっているため、スッキリとした印象です。
(※これが1stタイプになると、ボタンがむき出しになります。】
前身頃のボタンも比翼式なので、留めると見えなくなります。
ただ、一番の上のボタンだけ、見えるようになっています。
ただ、基本的に一番上まで留めることはないと思います。笑
暑い時期に活躍するので、個人的にはボタンは留めずに、バサッとラフに羽織りたいですね。
ボタンを留めずにすると、画像のように袖口が広いです。
しかし、ボタンを留めると袖口はスマートに魅せることができます。
個人的には、キレイ目なコーディネートだと、上の画像のように留めることをオススメします！
サイズについて。
ジャングルファティーグのサイズについてですが、まずは実際のサイズ表記を見てみましょう。
僕が所有しているのは、"SMALL-LONG" ですね。
ジャングルファティーグに限らず、アメリカ軍のサイズ表記ですが、左が胸囲、右が丈の長さを表します。
サイズを簡単にまとめましたので、参考になると幸いです。
サイズ表記！
胸囲：X-small→Small→Medium→Large→X-Large
丈間：Short→Regular→Long
※左から小さい順に並べています。
実際に着てみた
実際に着てみるとこんな感じです。
僕の体型ですが、身長が180cm、体重が67cm、肩ががっちりしています。
先ほどもお伝えした通り、着用しているファティーグジャケットは、"Short Long"です。
画像を見て頂くと感じるかもしれませんが、袖丈が若干足りていません！笑
ギリギリ許容範囲かなと感じ、購入しました。笑
丈ですが、ちょうどお尻が隠れるくらいの長さになります。
人によっては長く感じるかもしれませんが、個人的にはこの長さでもありかなと思っています。
ジャングルファティーグジャケットの3つのオススメポイント
ジャングルファティーグをオススメする3つのポイントをご紹介致します。
昨今、ジャングルファティーグがなぜ人気なのか。少なくともこの3つポイントは関係していると僕自身は考えております。
先に、その3ポイントをまとめてお伝え致します。
オススメPOINT!
- 生地が日本の気候にあっている。
- 流行り廃りがない。
- コーディネートに取り入れやすい。
次に、これらをポイントを深堀していきましょう！
生地が日本の気候にあっている
先ほどもお伝えしましたが、ジャングルファティーグは当時、ベトナムと戦争していたため、ベトナムの気候に合わせて作られていました。
ベトナムは亜熱帯のため、高温多湿という特徴があります。
この特徴ですが、日本の気候に似ていると思いませんか。
日本の夏も高温多湿のため、例えば、汗をかいてもすぐに乾いたり、または生地が薄いので、通気性もあります。
当時の気候に合わせた結果、日本にもあったため、機能性も高いアイテムです。。
流行り廃りがない
ジャングルファティーグは、ミリタリージャケットの定番ともいえるアイテムなので、流行り廃りはありません。
むしろミリタリーアイテムに慣れていない方にオススメしたい逸品です。
コーディネートに取り入れやすい
"羽織るだけでサマになる"という言葉を象徴しているアイテムだと僕自身は思っております。
なぜなら、ジーンズやTシャツといった誰もが所有しているカジュアルアイテムとの相性が抜群にいいからです。
極論ですが、仮に他のアイテムに拘りがなくとも、ジャングルファティーグをバサッと羽織るだけで、それっぽくなります。
そんな魅力がジャングルファティーグの一番の魅力だと考えています。