2月も下旬となり、だんだんと暖かくなってきました。
日中はコートを着なくても、過ごせるくらいになりましたが、朝晩はまだまだ寒さを感じますよね。
そんな時期、私はよくアメリカ軍のm65というフィールドジャケットを着用しています。
ジャケットと言われていますが、かなりボリューミーなシルエットのため、基本的にはアウターとして使用しております。
その為、コート程、保温性があるわけではないですが、このくらいの時期から活躍するアイテムなので、かなり重宝しています。
せっかくなので、この記事を通じてご紹介させて頂きたいなと思います。
m65について
こちらが私が所有しているm65でございます。古着業界では定番アイテムといっても過言ではないほど有名なアイテムです。
1960年~2008年まで40年も採用されており、ミリタリージャケットの完成形とも呼ばれている逸品です。
m65の中でも、1st~4thタイプまで形が変わっており、私のは3rdタイプと呼ばれているものです。
ヴィンテージなので、古いほど価格が高騰する訳なんですが、まだ3rd以降は生産時期も長いのでそこまで高騰していないかなと思われます。
(ちなみに3rdは72~80年代まで生産されています。)
リサイクルショップでこのジャケットを見つけましたが、まさかの4000円という破格の値段で売られていました。
しかも試着してみると、サイズもジャストだったので、これは買うしかないだろと思い、購入に至りました。
サイズはsmall regurarです。
かなりお買い得でしたし、コーディネートにもとても取り入れやすいので、大満足してます。笑
ディテール
簡単にですが、ディテールを見ていこうと思います。
※年代によって、ディテールが変わる所もありますが、今回は3rdタイプに注目しようと思います。
襟はスタンドカラーとなっており、ブラスジップがついています。
これが2nd以前になるとアルミジップ。
4thタイプになるとYKK製のプラスチックジップになります。
本来、この襟の中にはフードが収納されており、雨が降ったり、戦時中頭を隠すのに使われたと言われています。
トレンチコートの紹介にもお伝えしましたが、同じエポーレットが付いております。(1stタイプは、このエポーレットが付いていません。)
袖には、フラップが付いており、袖口をコンパクトにすることが出来ます。
内側にドローコードがついており、絞ることでウエストをシェイプさせることも出来、シルエットの変化を楽しめることも可能です。
(本当は裾にも紐がありますが、正直邪魔でしたので、ハサミで切っちゃいました。笑)
ポケットもフラップタイプとなっており、モノが簡単に出ないのと、スナップボタンなので、出し入れしやすく作られています。
古着市場の相場価格
恐らく、アメリカ古着を展開しているお店では、よくみるアイテムだと思います。
しかも、この3rdタイプは生産していた時期も長いため、基本的には、1万円アンダーで購入できると思います。
その為、初めてのミリタリーアイテムを検討している方にとっては、手に取りやすいものではないでしょうか?
ただ、年代が古いモノや、またはサイズや状態などによって、相場価格から変動することもあります。
(こればっかりは、お店によって変わるので、参考程度にして頂ければ幸いです。)
こちら復刻ですが、古着を取り扱うセレクトショップで、本物を基に忠実に再現しているモノです。
古着が苦手な方は、こちらがオススメですよ!
如何でしたでしょうか。
今回、簡単にですが、m65フィールドジャケットについてご紹介させて頂きました。
とても歴史があり、クラシックなアイテムなので、このm65フィールドジャケットを使ったコーディネートもご紹介できたらなと思っております。
(ミリタリーアイテムにあえて、テーラードジャケットに合わせるギャップがたまらなく好きです。笑)
お近くに、アメリカ古着店やミリタリーショップがあれば、m65ジャケットをおいてるショップは多いはずですので、是非見て頂ければと思います!
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